フジキャビン-3
カテゴリ: ディフォルメカー
間に合わせるべく製作していたフジキャビンですが、
なんとか無事に完成しました。







ぐるっと一周すると、こんな感じです。
ドア等の開口部を開けて内部を作り込んだり、
各部を別パーツ化して立体的にしたことで、
どの角度からみても楽しめる仕上がりを
目指しました。


ドアの固定位置は実際とは異なりますが
上から見ると、まるで甲虫が羽を拡げて
飛んでいるようにかわいらしく見えるので
これでよしとしました。


作りこんだインテリアとエンジンです。
エンジンはフードを片方しか開けていないので
光量不足であまり見えません…
室内はよーく見通せて気持ちいいです。
特徴的なオフセットされたシートや
おにぎり型のかわいいハンドルが
気に入っています。


ヘッドライト、ウインカー、テールランプは
透明パーツ化しました。フロントの開口には
メッシュを入れています。
窓ガラスはアクリルのヒートプレス、
エンジンフードのストラップは紙製です。


今回はヴィネットではなく単品仕上げですので、
台はシンプルに木製ブロックとしました。
ステイン仕上げの上からセラムコートの
アイボリーとホワイトを適当に混ぜながら塗っています。
台の空いたスペースに柴犬の子供を
チョコンと座らせようと考えていたのですが、
それは間に合いませんでした。残念。
ディフォルメモデルでもそこそこのディテールを
施すことで、かわいいだけでなく、
スケールモデル的な燃える要素も同居した
自分好みの完成品になったと思います。
エンジンを作るのは大変だけど、
こういうアプローチで他の車も並べたいなと
思ってみたりして。
Edit / 2017.05.18 / Comment: 0 / Trackback: 0 / PageTop↑
静岡ホビーショー
カテゴリ: イベント
合同展に作品を展示するのは初めてです。
このような機会をくださったモデルワークスさんに感謝です。
私は、ディフォルメカーヴィネットを11点置かせていただきました。





おそらく、過去最高に多くの方に自分の作品を見てもらった2日間となりました。
急いで間に合わせたフジキャビンもみんなに写真を撮られて喜んでいるように見えました。
マクロスのジオラマもずっと人だかりができるほどの大人気でしたよ!
作品について色々とお話しさせていただいたみなさん、どうもありがとうございました。
ワンフェス等でお世話になっている人や、ツイッターで見て、すごいと思っていた作品、
プロの方々の超絶な作品をこれでもか!というくらいに拝見し、楽しんできました。
多くの作品から次の模型作りに繋げるパワーをいただきました!
Edit / 2017.05.16 / Comment: 0 / Trackback: 0 / PageTop↑
フジキャビン-2
カテゴリ: ディフォルメカー
シャーシの基本形が出来て、ボディとのフィッティングが
済んだら足回りです。
リヤタイヤはキットでは見えている半分だけです。
タイヤを作り直して、ボディ側を凹まして車軸で受けるだけ
のつもりでしたが、地面に置いた状態でも意外と下から
見えることがわかったので、どうしたもんかと悩んだ
挙句、勢いでエンジンまで作っちゃおうと。
で、こんなのができました。


プラ材や流用パーツを使って、資料写真を見ながら
それらしくディフォルメしてまとめました。
タイヤはいつものようにレジン柱から旋盤加工し、
それを原型にプラ板ヒートプレスでフェンダーを製作。

シャーシにはこんな感じで取り付けます。
狭いせまいエンジンルームになんとか収めました。
後、サスペンションの下に燃料タンクも付けます。
せっかく作ったエンジンなので、フードを開けて
見せたくなったので、右側だけ開きました。

もう、こうなったらついでじゃ!と実車にある
開口部は全部穴をあけます。
エンジンフードはボディフォルムがわかるラインも
残しておこうと、左側は閉じた状態です。

開けたフードから覗くと、こんな感じに見えます。
予定にはなかったし、大変でしたが、やってよかった。
ボディや室内に取り付ける小物も作ります。

フロントサスやハンドル、ペダル等は真鍮線で。
ウインカーは基部だけ作り、透明パーツを後で
取り付ける予定です。



現状揃っているパーツを仮組しました。
ドアは両方共開いた状態で固定します。
ディフォルメした形状の関係で、ドアヒンジが
所定の位置に配置できないことがわかりました。
本来の位置だと離れてしまう…位置を変えてもなんだか
不自然なので省略する事にします。
続く
Edit / 2017.05.08 / Comment: 0 / Trackback: 0 / PageTop↑
フジキャビン-1
カテゴリ: ディフォルメカー
5月の静岡ホビーショーのモデラーズクラブ合同展において、
先日の展示会でお世話になったモデルワークスさんのスペースで
作品を展示させていただけることになりました。
ディフォルメカーのヴィネットを何点か持って行きます。
貴重な静岡での展示の機会ですので、
新しい完成品を一つ追加したいなと思い、
途中だったフジキャビンを仕上げようと進めています。

インテリアを再現したいので、ムクのキットをひたすらリューターで
彫り込みました。最初、開くドアは運転席側だけの予定でしたが、
くり抜き作業がやり難いので両方共、超音波カッターで切り離しました。
超便利!
カットしたドアの断面にプラペーパーの細切りを巻いて、
サイズを戻しておきました。
ドアノブやライト、ウインカー等の細かい部分は別パーツ化しますので
モールドは全部削り取っています。

シャーシはプラバンで基礎を作り、彫りこんだボディ内側とは
離形処理した後、ポリパテで合わせます。


ドア開口部の段を銅線這わせて再現しました。
これは効果大。


シャーシ側はポリパテで形状を詰めていきました。
ボディと何度もあわせながら、シート位置やタイヤハウスを
決めていきました。
シートは1.2ミリプラバン製です。


両側ドアの大きな開口から、室内がよく見えます。
ここまではイメージ通り。
続く
Edit / 2017.05.07 / Comment: 0 / Trackback: 0 / PageTop↑