車体を仕上げていきます。
まずは基本塗装。

主に白とシルバーを基調にしたカラーでまとめました。
ボディは分割線で色味を変えています。
一応、フロントの青みがかった白の部分がハッチで、
ガバっと前方に開く設定です。
ホイールはゴールドかカッパ―かで迷った挙句、赤金にしました。

サーチライトは元々金属製なので、無塗装で。
LEDはプラ棒に穴をあけて、線を通して固定しました。
線はディテールとしてそのまま見せます。

窓はサイドもプラバンで別に作り、塗装してから貼り付けます。
隙間を隠すように、金属線で作った窓枠を接着しました。
組立をして、デカールを貼り、汚しを加えます。


4方向から見るとこんな感じ。
下半分を中心にウェザリングカラーや、エナメル塗料で汚しました。
それにしても前や横からみると、まるで鏡餅だな。
屋根のオレンジパーツが橙で。



とてもいい感じに出来たと思います。
最後までヘッドライトを透明にするか、白で塗装するか悩みました。
LEDの配線は車内を通してリヤサスペンションを這わせて
左タイヤの陰からベースに逃がします。
右側にも同じような線をダミーで付けています。
まずは基本塗装。

主に白とシルバーを基調にしたカラーでまとめました。
ボディは分割線で色味を変えています。
一応、フロントの青みがかった白の部分がハッチで、
ガバっと前方に開く設定です。
ホイールはゴールドかカッパ―かで迷った挙句、赤金にしました。

サーチライトは元々金属製なので、無塗装で。
LEDはプラ棒に穴をあけて、線を通して固定しました。
線はディテールとしてそのまま見せます。

窓はサイドもプラバンで別に作り、塗装してから貼り付けます。
隙間を隠すように、金属線で作った窓枠を接着しました。
組立をして、デカールを貼り、汚しを加えます。




4方向から見るとこんな感じ。
下半分を中心にウェザリングカラーや、エナメル塗料で汚しました。
それにしても前や横からみると、まるで鏡餅だな。
屋根のオレンジパーツが橙で。






とてもいい感じに出来たと思います。
最後までヘッドライトを透明にするか、白で塗装するか悩みました。
LEDの配線は車内を通してリヤサスペンションを這わせて
左タイヤの陰からベースに逃がします。
右側にも同じような線をダミーで付けています。
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車体の工作です。
ボディラインを整え、スジ彫りを入れました。

流用パーツを中心に付属物を構成していきます。
前後のバンパーはアクリル製で、
クッションゴム部はプラストラクトの半丸棒を貼りました。
作業アームは以前に仕事でISSのプラモデルを作った時の
余り部品で、今回の用途にぴったりでした。
フロントウインドウはマシーネンのフリーゲのキャノピーです。

梯子はおそらくトラックモデルのもの。
フロント下部にぶら下がっているライトは模型用サーチライトです。
中にハイキューパーツさんのワンタッチLEDを入れてます。
ルーフに乗せたクリヤーオレンジの部品…何のパーツか
不明なのですが、これで一気にタカラ的おもちゃSFのような
雰囲気が出て、気に入りました。

フィギュアとの対比。
リヤにタンクも付けて、これで造形は終わりです。
LEDの線はサスペンションを這わせて、
タイヤの内側から地面に逃がします。
ボディラインを整え、スジ彫りを入れました。


流用パーツを中心に付属物を構成していきます。
前後のバンパーはアクリル製で、
クッションゴム部はプラストラクトの半丸棒を貼りました。
作業アームは以前に仕事でISSのプラモデルを作った時の
余り部品で、今回の用途にぴったりでした。
フロントウインドウはマシーネンのフリーゲのキャノピーです。


梯子はおそらくトラックモデルのもの。
フロント下部にぶら下がっているライトは模型用サーチライトです。
中にハイキューパーツさんのワンタッチLEDを入れてます。
ルーフに乗せたクリヤーオレンジの部品…何のパーツか
不明なのですが、これで一気にタカラ的おもちゃSFのような
雰囲気が出て、気に入りました。


フィギュアとの対比。
リヤにタンクも付けて、これで造形は終わりです。
LEDの線はサスペンションを這わせて、
タイヤの内側から地面に逃がします。
今回の台は円形にしました。
アクリルで角型を作ってはみたのですが、
ボリュームあり過ぎでボツにしました。
ホームセンターで見つけた水道管塩ビパイプの100φ用エンドキャップ
というのが、ちょうどいい直径だったので採用することに。
電池やスイッチを入れる都合上、中の空間も必要だったし。
アクリルで一回り大きな直径の底フタを作ります。

レーザーカットした、それぞれのパーツを重ねて接着。

ネジ止めで開くようにするため、内部にナットを仕込んでおきます。

接着後、塗装の食いつきをよくするためペーパーがけをしたら、
結構毛羽立ったので、ミッチャクロンを吹いてからサフ処理をしました。
高さがあって、一色だとさみしいので文字を入れます。
車体はフィアット500Lをモチーフにしていますので、
車名をレーザーでマスキングテープカット。

今回のLはイタリア語で月を意味するLUNAのLということにしました。

ガンメタルを吹いてからテープを貼って、

セミグロスブラックで全体を。

LEDのスイッチは底面に設けました。
ほんの少しだけスイッチの頭を出して、爪先でオンオフします。
クッションゴム足を貼りつけてスイッチ高さをクリアしています。
アクリルで角型を作ってはみたのですが、
ボリュームあり過ぎでボツにしました。
ホームセンターで見つけた水道管塩ビパイプの100φ用エンドキャップ
というのが、ちょうどいい直径だったので採用することに。
電池やスイッチを入れる都合上、中の空間も必要だったし。
アクリルで一回り大きな直径の底フタを作ります。

レーザーカットした、それぞれのパーツを重ねて接着。

ネジ止めで開くようにするため、内部にナットを仕込んでおきます。

接着後、塗装の食いつきをよくするためペーパーがけをしたら、
結構毛羽立ったので、ミッチャクロンを吹いてからサフ処理をしました。
高さがあって、一色だとさみしいので文字を入れます。
車体はフィアット500Lをモチーフにしていますので、
車名をレーザーでマスキングテープカット。

今回のLはイタリア語で月を意味するLUNAのLということにしました。

ガンメタルを吹いてからテープを貼って、

セミグロスブラックで全体を。

LEDのスイッチは底面に設けました。
ほんの少しだけスイッチの頭を出して、爪先でオンオフします。
クッションゴム足を貼りつけてスイッチ高さをクリアしています。
さて、シーンは月面になるわけですが、
ディフォルメした車のボディを使った想像の探査車の横に
これまた等身を抑えた、そこそこディテールのある飛行士がいるという
なんともややこしい事になっているモデルにふさわしい表現は
どういったものか?
とりあえずスチレンボードを丸く切った上に
ラドールを盛り付け、タイヤと足跡をスタンプします。

実際は足跡がくっきり残るような、
結構細かい砂?の堆積層が表面にあるように見えますので、
この粘土の上に直接、埃っぽい塗装をするのが
スケール的にも近いと思うのですが、
なんせ、ややこしい身ですし、少々オーバーさも欲しいので、
もう少し粗さを出す方向にします。
(塗装表現にも自信なかった…)
下地の塗装として、手持ちの缶スプレー
(サフ、シルバー、黒鉄色、マホガニー、ライトサンド等)を
距離をとって、粒子を散らすように適当に吹きます。

下地として吹きましたが、断面の色としてそのまま使用しています。
所々に小石をボンドで接着してから、

鉄道模型用のバラスト(細)を撒きました。

うーん、荒くなり過ぎたかも…
上から目止めも考えましたが、
これはこれでマンガ的世界感にマッチしてるかも。と思うことにします。


またまた、先ほどのスプレーを使って同様に塗装。
メタリック色を適度に使って、若干キラキラした感じを出しました。
この後、ウェザリングカラーで調子を付けて単調さをカバーします。
ディフォルメした車のボディを使った想像の探査車の横に
これまた等身を抑えた、そこそこディテールのある飛行士がいるという
なんともややこしい事になっているモデルにふさわしい表現は
どういったものか?
とりあえずスチレンボードを丸く切った上に
ラドールを盛り付け、タイヤと足跡をスタンプします。

実際は足跡がくっきり残るような、
結構細かい砂?の堆積層が表面にあるように見えますので、
この粘土の上に直接、埃っぽい塗装をするのが
スケール的にも近いと思うのですが、
なんせ、ややこしい身ですし、少々オーバーさも欲しいので、
もう少し粗さを出す方向にします。
(塗装表現にも自信なかった…)
下地の塗装として、手持ちの缶スプレー
(サフ、シルバー、黒鉄色、マホガニー、ライトサンド等)を
距離をとって、粒子を散らすように適当に吹きます。

下地として吹きましたが、断面の色としてそのまま使用しています。
所々に小石をボンドで接着してから、

鉄道模型用のバラスト(細)を撒きました。

うーん、荒くなり過ぎたかも…
上から目止めも考えましたが、
これはこれでマンガ的世界感にマッチしてるかも。と思うことにします。


またまた、先ほどのスプレーを使って同様に塗装。
メタリック色を適度に使って、若干キラキラした感じを出しました。
この後、ウェザリングカラーで調子を付けて単調さをカバーします。
この作品のもう一人の主役、宇宙飛行士です。
最初の案は、探査車のルーフハッチから身を乗り出して
宇宙の星を眺めているというものでしたが、
作業アーム的なものを屋根上周辺に付けたいと思い、
車と並んで移動中のシーンに変更。
ちょうどガチャガチャで、コップのフチ子さんの宇宙飛行士バージョンがあったので
改造して使用することにしました。

まあ、製品の特性上、変なポーズをしていますので、

超音波カッターでバラし、各部を短くカット、
若干ディフォルメされたバランスに再構成します。

皺のおかげで再接着しても継ぎ目があまり分からず助かりました。
どうしても足らない部分はエポキシパテで充填。

元々、割と凝った造形の商品でしたので、
いい具合にセミリアルな感じの仕上がりになりました。
ただ読みが外れて、ディフォルメしてもサイズが少し大きい…
…探査車の設定は軽装の宇宙飛行士一人乗りとします!
最初の案は、探査車のルーフハッチから身を乗り出して
宇宙の星を眺めているというものでしたが、
作業アーム的なものを屋根上周辺に付けたいと思い、
車と並んで移動中のシーンに変更。
ちょうどガチャガチャで、コップのフチ子さんの宇宙飛行士バージョンがあったので
改造して使用することにしました。

まあ、製品の特性上、変なポーズをしていますので、

超音波カッターでバラし、各部を短くカット、
若干ディフォルメされたバランスに再構成します。


皺のおかげで再接着しても継ぎ目があまり分からず助かりました。
どうしても足らない部分はエポキシパテで充填。

元々、割と凝った造形の商品でしたので、
いい具合にセミリアルな感じの仕上がりになりました。
ただ読みが外れて、ディフォルメしてもサイズが少し大きい…
…探査車の設定は軽装の宇宙飛行士一人乗りとします!
ツイッターでその都度アップしていますが、
行程を整理して書こうと思います。
バンダイのメカコレは好きでよく買っておるのですが、
中でもドラゴンボールシリーズがお気に入りです。
その中の一つ、ウーロンのロードバギーを開けて見ていると、
タイヤのサイズがネコワークスの車に近い事に気づきました。
実際比べてみるとサイズは少し大きかったのですが
瞬間、ひらめいて、フィアット500との組み合わせで
月面探査ローバーのようなものが出来るかも。と、
改造を始めました。

ボディを下から彫り、バギーの上半分をはめ込む形にします。

ポリパテでサイド中央部を下方向に延長し、
デザインのポイントとして大きな真円のスジ彫りを施しました。
フロントウインドウからボンネットにかけても形状を変更し、
チンクっぽいけどちょっと違うラインを狙っています。
昔、マシーネンクリーガーのフリーゲを改造した時に余った
キャノピーパーツをフロントウインドウに使います。

後方は窓を埋め、ツルっとした造形にして
荷台のような、ロールバー的流用パーツをセット。
バギーとボディの接続は、エポキシパテでムニュとして
安定した土台にしています。
サイドの窓も一段落としています。
この時点では、ルーフの扉を開けて、
宇宙飛行士が頭を出しているシーンにするつもりでしたので
屋根を大きく開口しています。
行程を整理して書こうと思います。
バンダイのメカコレは好きでよく買っておるのですが、
中でもドラゴンボールシリーズがお気に入りです。
その中の一つ、ウーロンのロードバギーを開けて見ていると、
タイヤのサイズがネコワークスの車に近い事に気づきました。
実際比べてみるとサイズは少し大きかったのですが
瞬間、ひらめいて、フィアット500との組み合わせで
月面探査ローバーのようなものが出来るかも。と、
改造を始めました。

ボディを下から彫り、バギーの上半分をはめ込む形にします。

ポリパテでサイド中央部を下方向に延長し、
デザインのポイントとして大きな真円のスジ彫りを施しました。
フロントウインドウからボンネットにかけても形状を変更し、
チンクっぽいけどちょっと違うラインを狙っています。
昔、マシーネンクリーガーのフリーゲを改造した時に余った
キャノピーパーツをフロントウインドウに使います。

後方は窓を埋め、ツルっとした造形にして
荷台のような、ロールバー的流用パーツをセット。
バギーとボディの接続は、エポキシパテでムニュとして
安定した土台にしています。
サイドの窓も一段落としています。
この時点では、ルーフの扉を開けて、
宇宙飛行士が頭を出しているシーンにするつもりでしたので
屋根を大きく開口しています。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
昨年は新しい原型をたったの2個しか作ることができませんでした…
今年も年始からバタバタしており、2月のWFまでに新作を用意するのは
難しい状況ではありますが、年間を通しては去年より多くの造形に
取り組めるようにしたいと思っています。
さて、昨年末に出たTOYS UP!19号にて、
なんとネコワークスの特集を組んでいただきました。
→STORY STORE

表紙は改造を施したフジキャビンです。


お気に入りの作品なので、きれいな写真を撮っていただき
感激しています。

私が今まで製作したディフォルメミニカーの
ほぼ全種を載せてもらっています。
多くのページ数を割いてもらって恐縮。
機会がありましたら、ぜひご覧になってください。
ワンフェスにも持っていきますので、よろしくお願いいたします。
今年もよろしくお願い申し上げます。
昨年は新しい原型をたったの2個しか作ることができませんでした…
今年も年始からバタバタしており、2月のWFまでに新作を用意するのは
難しい状況ではありますが、年間を通しては去年より多くの造形に
取り組めるようにしたいと思っています。
さて、昨年末に出たTOYS UP!19号にて、
なんとネコワークスの特集を組んでいただきました。
→STORY STORE

表紙は改造を施したフジキャビンです。



お気に入りの作品なので、きれいな写真を撮っていただき
感激しています。


私が今まで製作したディフォルメミニカーの
ほぼ全種を載せてもらっています。
多くのページ数を割いてもらって恐縮。
機会がありましたら、ぜひご覧になってください。
ワンフェスにも持っていきますので、よろしくお願いいたします。